先日台所のストックを整理していたら発掘されたムングダル。つまり皮を向いた緑豆。これをみて「そうだダルバート作ろう」と思い立った。
とはいえネパール式のダルカレーは作ったことがないから、ネットでいくつかレシピを調べ、適当に作りやすくまとめて作ってみた。
簡単にできてうまい
まずクミンシードを軽く炒める。炒めるというよりは油で温める感じ。
たまねぎのスライスを加え、弱火でじっくり炒める。
インドカレーを作る時は、玉ねぎが半透明になったぐらいで次の工程にうつる。
今回はいわゆる飴色になるまで気長に炒めた。
トマトを適当に切って加える。
トマトの水気が飛んでペースト状になったところで一度火を止め、ターメリック、カイエンペッパー、おろししょうが、おろしにんにくを加えて混ぜる。
水とムングダルを加え、ムングダルが柔らかくなるまで煮たら、塩で味を整えてできあがり。
ネパール料理店で食べたダルバートのダルカレーは、あまり豆々していなかったから、豆の量は控えめにした。
米はバスマティライスなどという高級品はないのでタイ米。
付け合せにサグ=青菜の炒めもの。今日は青梗菜を使った。
サグは中華の炒めもののように野菜のシャキシャキ感を活かさず、くったりするまで炒める。味付けは塩、ターメリック、フェヌグリーク。
本来フェヌグリークはホールのものを使うようだが、粉しかなかった。
それに業務スーパーのチャパティも焼いて加えると、なかなかそれらしいダルバートができた。百人町以外のネパール料理屋なら1000円ぐらいはとられるのではないかという出来栄え。
さすがに百人町のガチなネパール料理屋の味には及ばないが、始めて作ったわりにはそこそこのうまさだと思う。サグもフェネグリークの風味が独特でうまい。
作り方は簡単だし、ムングダルはまだまだ余っているので、たまに作ってみようと思う。