代々木公園 台湾フェスタ

今日から代々木公園で開催されている台湾フェスタに行ってきた。台風接近で開催が危ぶまれたものの、とりあえず今日はよく晴れて無事開催されていた。

いろいろな都合で到着が3時頃になったせいで、会場はひどい混雑。ほぼ全てのブースに行列ができていて、他のフードフェスのように行列がないところを見つけて買うということができなかった。



紅油抄手はまがいものだった

そんな中、紅油抄手を発見。

紅油抄手は四川の点心で、台湾には戦後国民党敗残兵とともに渡った四川出身の難民が伝えた。現在の台湾ではわりとよく見るし、四川系の店に行けばたいてい食べられる。

紅油は辣油のことで、抄手はいわゆるワンタンのこと。ゆでたワンタンに辣油や辣油+芝麻醬をかけた料理が紅油抄手だ。

戦後、中国各地からの難民が集まった台湾では、同じワンタンでも餛飩、扁食、抄手といくつかの呼び名が使われている。香港人の店に行けば雲呑という表記もある。

列に並ぶと鉛筆と菜單を渡された。台湾ではこのようにメニューが印刷された紙の食べたい料理の枠にほしい数を入れて注文する店が多い。

紅油抄手と、ついでに大腸麺線も購入することにした。

だが、待っている間日本人店員が紅油抄手のことを水餃子などと抜かしていて激しく不安になる。

とりあえず商品を受け取り、だいたいいつも人がいない石垣の上へ。

まず大腸麺線。これはかつおだしが効いていて、そこそこの味。ただ、おろしニンニクが入っていないのはかなり不満。

そして問題の紅油抄手。

本当に水餃子にタレをかけただけのものだった。

ひっくり返せば一目瞭然。中華食材店で売っている冷凍餃子だ。

そしてタレは辣油ではなく蚵仔煎などに使うあまからダレの海山醤。

なにをどう強弁しようと、台湾ではこれを紅油抄手とは呼ばない。

池袋の中国人の店でも冷凍餃子を出す店はある。だが茹で方がうまいのでそれなりにうまい。

ところがこれは茹で方がダメで、皮に固い部分が残っている。まるで素人の仕事だ。

他にもブースを見て回ったが、まがい物が多く並んでまで食う気がしなくなったのでこれだけで帰った。

台湾フェスタは昨年は業務スーパーで売っている冷凍葱油餅を焼いて売るようなインチキな店もあったが、それなりにちゃんとした台湾料理を売る店も多かったので楽しめた。だが今年は急激に劣化していた。台湾のことを毛ほども知らないような連中が行ってわかった気になるのならともかく、台湾のことをよく知っていて、台湾が好きだという人が行くべきイベントではなくなっていた。

タイフェスもかなり劣化が激しかったが、つまりは日本人に合わせようとすると劣化せざるを得ないのだろう。

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