池袋 一路香 鱼香肉丝饭

一路香に初めて行ったのは9月で、そのときはランチメニューがどうにもならない内容だった。そのとき食べた麻婆豆腐も、まずいとは言えないまでも一度食ったらもういいやという感じで、それほどいい印象は持てなかった。

それはおそらく自分だけではなく、池袋界隈にあふれている中国人にとっても同様のようで、日曜の昼だというのにガラガラで閑古鳥が鳴いていた。

そのどうしようもないダメなランチメニューが刷新されていることに気づいたのは12月の頭。そこから何度か足を運ぶたびに、客の数が増えていっていた。

そして今日は、入りはまだ半分程度で、同じビルの3階の座・麻婆唐府のように満席というには程遠いものの、それでも以前と比べてだいぶ賑わっていた。

特に目立つのが、ランチメニュー以外の鍋などを食べる中国人客が多いということ。中にはこの店の名物のスコップ料理を頼むグループもあった。

スコップ料理というのは、スコップでザリガニを炒めるかなんかしたやつで、スコップである必要はまったくないというものだが、見た目的になんとなく店内が盛り上がっていた。



「豚肉の四川風炒め丼」の正体は鱼香肉丝饭

一方ランチの食べ放題コーナーはしょぼくなっていた。

まずいつもあった鶏の唐揚げがなくなり、あともやしの和え物もなかった。今日はたまたまそうなっていたのか、コスト削減のためにそうなったのかは不明。

今回は、刷新されたランチメニューの中で気になっていたものの一つ「豚肉の四川風炒め丼」を注文。

画像ではその「豚肉の四川風炒め」がなんなのかはっきりしない。だいたい四川には豚肉の炒めものなどたくさんあるのだ。回锅肉だって豚肉の四川風炒めと呼ぶこともできる。この店のランチで出しているのは、四川の回锅肉ではなく、ホイコーローとかいう回锅肉を日本人向けに劣化させたまがいもののようだが。

それが満州人がやっている東北料理との折衷がほとんどではあるといっても池袋にこれだけ四川料理の店があって本物の回锅肉を出している店がないのが謎だ。いやグランドメニューで出している店はあるかもしれんけど。

少なくともランチで本物を出している店はない。もっとも、ランチの値段で本物の回锅肉を出すのは割に合わないのだろうとも思う。キャベツを使うまがいものはコストを下げるには都合がいいのだろう。

それはさておきはたしてこの店でいう「豚肉の四川風炒め」とはなんなのか?

運ばれてきたのは鱼香肉丝饭だった。

鱼香肉丝は確かに豚肉の四川風炒めの一つと言える。

1995年、留学中の西安で、学校の近くにできた新しい食堂に行ってみると、こういう鱼香肉丝や宫保鸡丁なんかを飯にかけたものを出していた。おそらくそれは、その当時の中国では新しい食べ方だったのだと思う。

池袋にある鱼香肉丝を出している店で、飯にぶっかけるこういうスタイルで提供しているのはたぶんここだけ。

ピーマンも入っていて青椒肉丝の趣もあるとはいえ味付けは完全に鱼香肉丝。

鱼香肉丝の味付けは、辛い中に無駄に甘さがあることが特長だ。鱼香肉丝だけ食っていると、最初はうまくてもその甘さがだんだんくどくなってきて最後には飽きる。

で、その飽きを忘れたころにまた食べたくなる。

飯にぶっかけた形での鱼香肉丝饭を食べるのは実に1995年以来となる。

辛甘いたれが飯にからんでとてもうまい。

そして、この店のいいところは飯だけ追加ができること。

追い飯をするつもりだったので最初は飯と鱼香肉丝はあまり混ぜずに食べ、追い飯をしてからは混ぜて食べた。

そして案の定最後のほうにはくどくなってきて飽きた。いや飽きてからもちゃんと食ったけど。

この飽きを忘れたころにまた食べよう。

食べ飲み放題&スコップ料理 一路香(イルシャン)池袋店
食べ飲み放題&スコップ料理 一路香(イルシャン)池袋店
ジャンル:新派四川料理
アクセス:地下鉄副都心線池袋駅 徒歩2分
地下鉄丸ノ内線池袋駅 徒歩3分
住所:〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-38-3 8F(地図
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情報掲載日:2019年12月22日

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