新宿リトルカトマンドゥめぐりの8軒目。今日は大久保通りの肉のハナマサの近くにある店。1階はベトナム料理屋なのでそっちもいずれ行ってみたい。
暫定総合1位
入り口には500円と書いてあるが、一番安いセットが600円になっていた。
店名がムスタングなのかニュームスタングなのかわからないけどいんだよこまけえことは。
ここはインドカレーも出すスタイル。
この店も豚肉の料理がある。壁にはお釈迦様の絵が貼られていたのでやはり仏教徒の店のようだ。ネパールでも在家仏教徒は豚肉を食べる説というのはあながち間違っていないのかもしれない。
600円のネパールカナセット。カナというのは食事という意味だそうで、つまりネパール料理セットということになる。
同じようなセットでもダルバートとなっている店もあればネパールカナとなっている店もある。
ダル。
これが非常にうまかった。豆の味が活きているダルは他の店でも味わえるが、豆と塩気とスパイスのバランスが自分このみになっていて、ここらで食べたダルの中では一二を争うと思う。
カレーはマトンカレーを選択。
マトンカレーに関しては、この店の近くの路地にあるBARACADE GOOD TIMESのほうが若干うまいかなとも思う。といってもほんのわずかの差だし、肉の量はこっちのほうが多目。
タルカリはちょっと味噌に近いような調味料が使ってあって他では食べたことがない味。これだけでも十分おかずになりうるうまさ。
トマトアチャールは他の店のように鮮やかなトマト色ではなく緑色のつぶが混じっているのが見える。
どんな味かと一口なめてみたら辛かった。緑のは唐辛子のようだ。これも他の店にはない味だった。
マトンカレーにこの辛いトマトアチャールを加えることで辛味と風味が増してさらにうまくなる。
当然ご飯をおかわり。ダルも継ぎ足してくれた。
ストップのタイミングを間違えて最初と同量ぐらいのご飯をよそわれてしまったけど、うまいので無理なく全部食べてしまった。
個々の料理を比べるとここよりうまいものを出す店もいくつかある。ただ、一食のダルバートを総合した味で言うならこの店が暫定1位。
新大久保周辺でまだ行っていないネパール人の店が、自分が認識しているだけでも少なくともあと5軒ほどはある。はたしてここを超える店はあるだろうか?