池袋 マルハバ マトンビリヤニ

北池袋のパキスタン料理店・マルハバに数年ぶりに行ってきた。

この店を知ったのは偶然からだった。

西新宿にウイグル料理店のシルクロード・タリムウイグルレストランができたころ、マルハバが入っているビルにもウイグル料理の店ができたというので食べに行った。気立てがいいウイグル人のおばちゃんがやっている店で、味もシルクロード・タリムに劣らぬおいしさだったが、2ヶ月ほど後に再訪するとなくなっていて非常に落胆し、しかたなしにマルハバに入ったのだった。

しかし、その時食べたマトンカレーの味が非常にうまかったので、ウイグル料理店がなくなったのは残念だったものの、新しい店を開拓できた喜びもあった。

とはいえ、その後は池袋に行きにくいところに住んでいたので、訪問したのは数度にとどまる。



パキスタン料理の老舗

マルハバができたのは1990年だそうだ。アジア系料理店で29年も続いているなら、もう老舗と言っていいだろう。

現地の味を忠実に再現というのは本当のことだと思う。過去数度の訪問は全てランチだったが、私以外の客はすべてパキスタン人と思われる人たちだった。

自分にとって、その国の人がおらず日本人で賑わっている店は価値がない。現地の人が、現地の味を懐かしがって通う店こそ本物だと言える。

ランチがとにかく安い

これがランチメニュー。とにかく安い。安いのに手抜きがなくうまいのがマルハバのすばらしいところだ。

過去の訪問では全てマトンカレーを食べていたが、今回はマトンビリヤニを注文してみた。

極上のビリヤニ

大皿に大盛りのビリヤニ。

ぱっと見ただけでもマトンの肉がごろごろ入っているのがわかる。

米はインドやパキスタンで伝統的につくられている長粒米のバスマティだと思われる。バスマティは日本で買うと非常に高い。タイのジャスミンライスより高い。それを使ってこんなに安く提供できるのは、特殊なルートがあるからだろうか?

こんな大きな骨付き肉も入っていた。髄が残っていたのでほじくって食べる。

日本ではクセがなく食べやすいラム肉が人気だが、羊の本当のおいしさを味わえるのはマトンだろう。

そして、羊を料理させてムスリムを上回る者はいない。

このビリヤニのマトンも、くさみがないのに味はしっかり残っている。

多少の固さはあるものの、噛みしめるとうまみが滲み出てくる。

そもそもマルハバを気に入ったのはマトンカレーがうまかったからだった。今までいろんな店で食べたマトンカレーのうち、最もうまかったのは浦和のガード下にあったスリランカ料理店のものだった。だがその店はもうない。マルハバのマトンカレーはそこに次ぐ味だ。つまり自分の中の個人的マトンカレーランキングでは、マルハバが現存する店では1位になる。

今回初めて食べたマルハバのマトンビリヤニは、インド系の他の店で食べたマトンビリヤニを含むどんなビリヤニと比べてもうまかった。個人的ビリヤニランキングでも1位になる。日本人よりもパキスタン現地の人たちに愛される店ならではのレベルの高さだろう。

これでは次からマトンカレーとビリヤニどちらを選ぶか迷ってしまう。

いままでで一番うまいラッシー

ランチにはドリンクが付く。

普段はだいたい食後にゆっくりチャイを飲むのだけれど、今回はふと気まぐれでラッシーを選んだ。

で、何気なく飲んで驚いた。

まず濃い。

他のインド人やネパール人の店でランチにつくラッシーなんて、けっこう薄めてあるものだけれど、それはおまけなのだからそんなものだろうと気にしないでいた。

ところがこの店のラッシーは味が濃く、そしてこれまで飲んだことがない味だった。

ほんのわずかに塩も加えてあるようで、ヨーグルトのこくがましている。

これまでこんなにおいしいラッシーは飲んだことがなかったし、そもそもラッシーがこんなにおいしいものであることも知らなかった。

なんとラッシーランキングでも1位である。

ランチに付くラッシーにまで本気を出してくるとはなんてすごい店なんだ。

数年ぶりの訪問で改めてマルハバの価値に気付かされた。多少行くのがめんどうでも、池袋の西口側でカレーを食べるときはマルハバ一択ではないかと思う。

パキスタン系、インド系、バングラデシュ系にネパールを加えたカレー文化圏の料理店でマルハバを超える店に出会うことはあるのだろうか?

パキスタンレストラン マルハバ
ジャンル:インドカレー
アクセス:東武東上線池袋駅北口 徒歩5分
住所:〒171-0014 東京都豊島区池袋2-63-6 パレスガーデンミラノ 1F(地図
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情報掲載日:2019年1月10日

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