錦糸町 東京穆斯林飯店 羊肉水餃・羊肉串

錦糸町に回族料理の店があると聞いて訪れてみた。寧夏回族自治区に隣接する陝西省の省都・西安には回族が多く、食べ歩きが好きな留学生の中には回族の料理のほうが漢族の料理よりうまいという評価もあった。



東京唯一の清真料理店

錦糸町の駅から歩いて5分弱の位置にある東京穆斯林飯店。穆斯林はムスリムの音写だ。

西安には回族の他にウイグル人なども多く、ハラール料理店の需要が高い。

清真はイスラームを意味する。

西安の西大街にある鼓楼から北側は回民街となっていて、様々な回族料理が食べられた。その中でも賈三兄弟がそれぞれ出している灌汤包子は非常に名高く、一時期は毎週のように食べに行っていた。

回民街にはまた清真大寺が建っており、留学生価格で入って参観した。清真大寺とはつまりモスクのことだが、建築様式は完全に中国式で、境内には贔屓の石像の上に立てられた石碑なども見られた。

回族やウイグル人などムスリムが多い西安には、回民街以外にもムスリム向けの店がたくさんあった。

店先に「清真」の看板が出ていたら、ハラール食材を使っていることを示す。西安のムスリムは外では清真の看板がついている店でしか食事をしない。

とはいっても清真の店にはムスリムだけしか入ってはいけないわけではないので、日本人留学生もよく行った。

中国ではたいして珍しくもないハラールの料理店も、ハラール後進国の日本ではまだ貴重な存在だ。ましてや中国式ムスリム料理の清真料理店となれば、おそらく東京どころか日本でもここ一店ではないかと思う。
(※追記:その後池袋にも阿麗婭清真美食という清真料理の店を発見した)

この店ではきちんとハラール認証を受けており、ムスリムも安心して食事ができる。

実際中国人以外にもムスリムらしき外国人客がいた。

平日ランチは意味がない

店先にランチは750円からで、一種類注文すると麻婆豆腐や唐揚げなどが食べ放題であるようなことが書いてある。このランチは平日のみらしい。

ただ、平日ランチのメニューは腰果鸡丁や青椒肉丝などわざわざ回族の料理店に行かなくても食べられるようなものだから、近所に住んでいるという以外はわざわざ食べに行く価値はないだろう。

メニューに羊肉泡馍があったのでちょっと気持ちがぐらつく。ただ、羊肉水餃のほうにより気持ちが傾いたので、今回は羊肉水餃を選んで、羊肉泡馍は次回に食べることにする。

馬さん餃子酒場の水餃より皮が厚め。とはいえまだ薄い。

羊肉水餃なのにすっきり食べやすい味。多分これなら羊が苦手という人も食べられるだろう。つまり、羊好きにとっては物足りなさを感じる味だ。

1本150円の羊肉串も2本注文。

この針金のような細い鉄串は懐かしい。

学校があった西安南郊には、夜になるといくつか夜市が出現する。そこでよく見られるのが、こうした細い鉄串に、ここのものよりもっと小さな肉を刺して炭火でさっと焼く羊肉串屋だった。メニューは肥肉(脂身つき)と瘦肉(赤身だけ)の2種類。肉が小さいので1人頭30本とか50本注文する。

注文するとその場で火にかけ、スパイスを振りかけて焼いてくれる。夹馍と注文すれば、焼いた肉を不発酵パンの馍にはさんでくれもする。

この店の羊はそんな西安の街角の羊肉串よりだいぶ大きい。だが味は西安で食べていたものとだいぶ近い。

そして、同じ150円だったアメ横の屋台の羊肉串よりも羊の質がよく、じわっと羊の脂とうまみが滲み出てくる。やはり回族は羊の扱いがうまい。

ただ、餃子と羊肉串だけでは足りなかったので、追加で蘭州牛肉麺も注文した。

汁のほうはちゃんと牛からとっただしであるようだ。しかし、麺があきらかに手延ではない。まあ値段が680円と、日本での蘭州拉麺の価格より200円も安いからそれもやむなしといったところだろうか?

この店では蘭州牛肉麺はやめておいたほうがいい。

東京穆斯林飯店(ムスリム飯店) 錦糸町
東京穆斯林飯店(ムスリム飯店) 錦糸町
ジャンル:ハラール系中華料理店
アクセス:JR錦糸町駅 南口 徒歩3分
住所:〒130-0022 東京都墨田区江東橋2-18-6(地図
ネット予約:東京穆斯林飯店(ムスリム飯店) 錦糸町のコース一覧
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 錦糸町・住吉×中華料理
情報掲載日:2019年1月13日

東京穆斯林飯店の場所

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク