一箱に3袋入っている陳麻婆豆腐調料。1袋残っていたので担々麺を作ることにした。
調料と花椒の最後の1セット。
麻婆豆腐の素というものを使ってみてわかったのは、やはり麻婆豆腐を作るのにそういうのを使う必要はないなということだった。
なんで世の中にあんなにもたくさんの麻婆豆腐の素なんてものが売られているのかちょっと理解できない。
たぶん担々麺に使ったほうがうまい
さて今日も最初にやった作業は麺打ち。
Youtubeで中国の担々麺の作り方とか四川の店を取材したものなんかをいくつか見たら、だいたい細麺を使っていたので細めにした。
豚の挽肉を炒め、砂糖と醤油で味付け。
麺をゆでる間に、丼に醤油、香醋、芝麻酱と陳麻婆豆腐調料と花椒を入れる。
そしてよく混ぜる。
本来、本物の担々麺は芽菜という漬物を使う。しかし、以前池袋や新宿の中華食材店をまわっても芽菜はどこにも置いていなかった。
芽菜は担々麺には欠かせないもので、芽菜が入っていないのはみんなまがいものでしかない。
しかし、ふと京都の友達にもらったすぐき漬けのきざみがあることを思い出して、芽菜のかわりとして入れてみることにした。
ゆでた麺を入れ、炒めたひき肉を乗せたらできあがり。
あとはしっかり混ぜてから食べる。
まがいものとはいえなかなかにうまく、これは麻婆豆腐を作るより担々麺を作るために使ったほうがいいのではないかと思う。
すぐき漬けを加えたのは大正解で、ところどころに味のアクセントを加えてくれる名脇役となってくれた。これがなければもっと単調な味になってしまったと思う。
ただ、食べている途中でこれわざわざ麻婆豆腐の調料を使わなくても辣椒酱使えばよかったんじゃね?と思ったのは秘密だ。