カルディコーヒーファームで買っておいた「ケララチキン」のレトルトパック。
ヤマモリのタイ料理のレトルトパックが全部えび入りで人にあげることにしたので、今うちにあるレトルトパックはこれが最後の一つ。
ケララというのは南印度のケララ州のことで、チキンカレーが名物なのだという。
なんかぼんやりした味
北インドのチキンカレーとの違いは、マスタードシードやココナッツミルクを使っているところ。
そういえば『ミスター味っ子』でカレー勝負にマスタードを使ったことがあって、当時はカレーにマスタード?と疑問に思ったのだけれど、ケララ州では実際使われているようだ。
無駄がないパウチ。
見た目は普通のカレーとかわらない。
鶏肉の上にくっついている小さな粒が多分マスタードシードだろう。
南インドのカレーということで、タイ米炊いた。
南インドではもしかしたら庶民もバスマティライスを食べているかもしれないけれど、日本ではあんなお高い米はなかなか使えない。
まあバスマティライスより短いけど同じ長粒米なら日本の米より合うはずだ。
しかし…
食べてみるとどうもぼんやりした味だ。
マスタードの刺激も感じないし、辛さもほとんどなく、ココナッツミルクはわずかに感じるけれどタイカレーほど際立ってはいない。
本物のケララ州のチキンカレーはきっとこんなぼんやりした味ではないと思う。
思えば同じカルディコーヒーファームで売っているバターチキンもぼんやりした味だった。
カルディオリジナルのレトルトは、タイ料理はタイから輸入しているが、インド料理は日本でカルディの親会社のキャメル珈琲が作っている。
キャメル珈琲の製品は、台湾スイーツとかもダメダメなのでさもありなんといったところだ。