酱爆鸡丁は北京の料理かと思ってたら山東料理で、それが北京に伝わって宫保鸡丁ができたという。
でまあ今日のネタは酱爆鸡丁。
日本でこの料理を知っている人はあまりいないと思う。池袋通いをしていたころもこれを出している店は見たことがなかった。
きゅうりは炒めたほうがうまいよね
まず鶏もも肉を丁にして、塩、胡椒、片栗粉、油にまぶしておく。本当は卵の白身も絡めて肉をコーティングするのだけれど、卵は最近お高いのでそのために使うのはもったいないから省いた。
あと本来酱爆鸡丁は鶏むね肉で作ることが多いけど、業務スーパーでは冷凍もも肉のほうがやすいのでもも肉使った。
きゅうりは皮のぶつぶつの部分を削ぎ、縦半分に切って中央の種の部分はほじくり出してからこれも丁にする。
そもそも酱爆鸡丁を作ろうと思ったのは、昨日スーパーできゅうり3本88円の見切り品があったからだ。
まず鶏肉を油通し。
鶏肉にいい感じで火が通ったあたりできゅうりも加える。
きゅうりの油通しは10秒程度。
鶏肉ときゅうりをとりだして、余分な油を除いてから、蔥薑蒜のみじん切りを弱火で炒める。
香りが立ってきたら、少量の水で溶いておいた甜麺醤を加えて軽く煮立たせる。
そこに鶏肉ときゅうりを戻し入れてからめたらできあがり。
単純な料理だけれど非常にご飯が進む。
火を通したきゅうりは青臭さもなく、しゃきっとした歯ごたえがアクセントになってうまい。
きゅうりは炒めたほうがうまいのに日本では生か漬物でしか食べないのはちょっとよくわからない。