きゅうりが1本あまっていて、さてこれをどうやって食べようかと思った時、そうだ炸酱麺作ろうと思ったのだけれど、今うちには鶏肉しかない。はて、鶏肉の炸酱麺なんてものはあるのだろうかと百度で調べてみたら普通にレシピが転がっていた。
中国でも店で出している炸酱麺は普通豚肉だが、一般家庭では鶏肉でも作られているようだ。
ということで、鶏肉の炸酱麺を作ることに決定。
甜麺醤が強いので鶏肉でも特に問題はなかった
というわけでまず麺を打つ。
自分で食べる用の適当麺を打つのはもう慣れたものだ。
材料は鶏肉とエリンギ。
中国のレシピではだいたいしいたけを使っていたので、エリンギはしいたけのかわり兼かさ増し。
まず弱火で葱姜蒜を炒める。
炸酱というからには酱を炸するのだから油は多め。
香りが立ってきたら鶏肉とエリンギを投入して、火を強めて炒める。
鶏肉の表面が白くなったら甜麺醤投入。本来は黄酱という大豆を発酵させた日本の豆味噌に近いものも入れるけど、もってないからなし。
水も少々加えて、全体をよく混ぜて炒め煮という感じにする。
焦げ付かないようにじっくり煮詰めたら完了。
甜麺醤と油が分離するぐらいまで煮るのがポイント。
同時進行でゆでていた麺に炸酱をかけ、つけあわせを乗せたらできあがり。
今日のつけあわせはきゅうり、大根の甘酢漬け、京都のすぐき漬け。
大根の甘酢漬けは、いずれバインミーでも作ろうかと思って作っておいたやつだけど、材料をそろえるのが面倒くさいのでそのまま放置してあったやつを利用した。
食べるときはしっかり混ぜて。
甜麺醤だけでもうまいので、別に黄酱はいらないかなと思う。
そして、甜麺醤の味が肉の味に勝っているので、豚肉を鶏肉にかえたところでたいして味に違いはなかった。あとエリンギはかさ増し以外の意味はなかった。
もう、肉なしで甜麺醤だけでもいいんじゃないかなという気がする。