とにかく今ストックが鶏肉しかないので鶏肉でなんか作るしかないという状況。週明けに池袋に行かなければいけない用事があるので、ついでにハナマサに行って鶏肉以外の肉も仕入れてくる予定。
でまあ、鶏肉とネギがあるので、じゃあ葱油鸡作るかってなった。
鶏肉というよりネギを味わう料理
葱油鸡はわりと一般的な家常菜のイメージがあったけれど、改めて調べてみたら広東料理らしいことがわかった。
たしかにシンプルで素材の味重視なところは広東料理っぽい。
まず、鶏もも肉に軽く塩をまぶし、器に入れてしょうがと、ついでにネギの先端の使わないしなびた部分も乗せる。
蒸す。
蒸し器がないからフライパンにお湯を沸かし、器を入れて蓋をする。
蒸し器だと15分ほどのことだが、簡易適当蒸し器なので20分。
その間に葱油を作る。
油にネギの先端の硬い部分とかむいた皮などを加えて、弱火で温めるイメージ。
5分ぐらい加熱したら火を止めてそのまま放置。
蒸した鶏肉は冷水で締めておく。
葱油に、ネギのみじん切り、蒸したときに鶏肉から出た汁、醤油を加えてひと煮立ちさせる。
切った鶏肉に葱油のたれをかけたらできあがり。
たれとネギのみじん切りがあいまって全体的にネギ。
鶏肉がネギの風味で引き立てられるというよりは、ネギの風味を鶏肉がひきたてているという感じに仕上がった。
ただ、鶏肉が火を通しすぎた感じになってしまったから、やっぱり蒸し時間は15分でよかったかも。
ネギと鶏肉だけで簡単にできるので、手間をかけた料理がめんどくさくなったときはこれを作ろうと思う。