台湾ではよく乾麵を食べた。多分魯肉飯と同じぐらい食べている。
台湾にはいろんな種類の乾麵があり、台湾に住んでいた1年で、すっかり乾麵の魅力にはまってしまった。
南京西路の三越の裏側に広がる飲食街の中に気に入った店があって、そこでよく食べたのが烏醋乾麵。
昨日つらつらとYoutubeで台湾の動画を見ていたら、烏醋乾麵の作り方があったので作ってみた。
台湾の調味料を使うと台湾の味になる
作り方と言ってもすごく簡単。
まず器に台湾の烏醋、醬油膏、鶏油、鶏ガラスープの素を入れる。
本来はラードを使うところ、うちにはないのでかわりにこのまえハナマサで買ってきたボンジリからとった鶏油を代用した。
陰陽魚っぽくなっているのは偶然。
烏醋と醬油膏は台湾のものを使っている。
烏醋は要するに黒酢のことだが、中国の香醋とも日本の黒酢ともまったく違う味なのでこれの代用になるものはない。
ゆでた麺、もやし、ニラを入れたらできあがり。
雑に盛るとより台湾っぽくなる。
いつも食べていた店だと麺は意麵を使っていたけど日本では手に入らないので自分で打った適当麺。
これをよく混ぜて食べるのが台湾流。
麺はともかく味付けのほうは台湾で食べていたものに近いものができた。
やはり台湾の料理を作るなら台湾の調味料を使わないとダメ。
特に烏醋は台湾のものでないと台湾の味にならないと思う。