近所の直売所で冬瓜売ってたから買った。
うちのほうは田舎で農業が盛んなので、直売所が何箇所もある。直売所に行くと、スーパーでは売っていないような野菜が売られていることも多いからよく利用している。
冬瓜は沖縄に住んでいるころはよく買って食べていた野菜。本土に戻ってからはあまり見る機会がなく、かなり久しぶりに料理する。
つっても、自分で料理するのは久しぶりというだけで、台湾に行ったときにはたまに冬瓜入りのスープを頼んだり、冬瓜茶などを飲んだりはしている。
今回は、そんな台湾で食べる冬瓜入りスープのようなものを作ってみた。
排骨がないから手羽先使う
台湾でよく見る冬瓜入りスープというと冬瓜排骨湯。
でも日本だと排骨はあまり売っていないし、売っていても割高だから手羽先を使うことにする。
まず、手羽先を水から煮る。
鍋を加熱している間に冬瓜の処理。
半分に割るとこんな感じ。
中央部分の種をスプーンでかきだして、皮をむき、乱切りにしておく。
手羽先を軽く煮たら浮いてきたアクやら脂やらを取り除いてから冬瓜を加えて30分ほど煮る。
冬瓜は煮崩れしにくいから30分程度煮ても問題ない。
30分後、塩で薄めに味付けをしたらできあがり。
と思って味見したら、やはり手羽先2つ程度ではあまりだしが出ていなかったので、鶏ガラスープの素を加えて調節したらできあがり。
業務スーパーの鶏ガラスープの素うまいよね。
こんなのは手抜きでいいのだ。
最近冷凍餃子が手抜きだなんだという話題があった。確かに冷凍餃子は手抜きだろう。だが別に手抜きでもいいじゃねえかと思う。
手抜きはダメって言ってるやつは、当然餃子は皮から作るんだよな?
いやいや、市販の小麦粉買って作るなんて手抜きをせず、小麦を育てるところから作るよな?
料理なんか手抜きしてもうまけりゃいいんだよ。
器に盛ってからしょうがの千切りを乗せると台湾っぽい。
30分煮ると手羽先はするっと骨がとれるぐらい柔らかくなっていて、冬瓜もちょうどいいぐらいの柔らかさになっていてうまい。
人が育てた冬瓜と鶏肉を使い、火を起こさずIHヒーターを使うという手抜き料理だがうまいので問題ない。