久しぶりに朝の9時ごろに上野界隈をうろついていて、国壱麺の前を通りかかった。国壱麺は24時間営業であるから、当然朝もあいている。
ふとみるとこんな張り紙。
!?500円!
880円の蘭州拉麺が500円になるとはモーニングサービスとはいえ破格だ。
というわけで朝食は蘭州拉麺に決定した。
蘭州拉麺は朝食に食べるもの
朝食にラーメンなんて!と思う日本人は多いとは思う。
だがそれは日本人が小麦食文化圏ではないからだ。
西安では蘭州拉麺は昼や夜でも食べられたものだが、発祥地の蘭州では基本的には朝食に食べるものだという。
そもそも粉にひいてねって茹でて食べる麺食は米よりも消化がいいから朝食には合っている。
それに蘭州拉麺のスープは麺を引き立てるためのシンプルな味付けで、麺料理なのにスープのほうが主役扱いの日本のラーメンとはまったく違う。文化的基盤からして違う。
割引時間でも手抜きなし
しかし、380円も割引になるということで、麺が作り置きとかになっていたらいやだと思っていたら、注文でちゃんと麺の種類を選ばせてくれた。
国壱麺はおそらく日本で蘭州拉麺を出している店の中では最多の9種類の麺の太さ・形を選べる。それをいちいち作り置きしていたらかえってコストが嵩む。
実際注文を入れてから麺を打ってくれた。
器の大きさもレギュラーサイズだ。香菜は微妙に少ないように見えるがまあ誤差の範囲だろう。
今回は太麺を選んでみた。
太麺は中太麺より歯ごたえがあり、小麦の味も感じる。
とはいえやはり食べ慣れた中太麺のほうが自分の好みには合っているようなので次は中太麺に戻そう。
厨房を見ていたら、麺はやはり中国スタイルで茹でたら釜から直接器に引き上げており、日本のラーメンが目くじら立ててこだわっている湯切りのようなことはしていない。
にもかかわらず、馬記や思泊湖のように鹹水くさくなっていないのは、そもそも鹹水を使う量が少ないからではないかと思われる。
最低限の鹹水で拉麺を打てるという技術力の差ではなかろうか?
しかし、タイムサービスとはいえこれだけうまい蘭州拉麺を500円で食べられるとは…
中国蘭州牛肉ラーメン 国壱麺 御徒町本店
ジャンル:大人気蘭州ラーメン
アクセス:JR御徒町駅 北口 徒歩1分
住所:〒110-0005 東京都台東区上野4-3-1(地図)
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情報掲載日:2019年1月30日