御茶ノ水 マハラジャ チキンブーナ+サグパニール

御茶ノ水の駅前を歩いていると、インドカレーっぽい看板が出ていた。

一番安いのが800円と、このあたりのランチのインドカレーならまあまあ普通の値段なので、では昼食はここにしようかと思案。ふと店名を見るとマハラジャとある。マハラジャ!?あの!?

いやいやマハラジャなんて日本でよく知られるヒンディー語だし、単に新しい店がそう名乗っているだけだろうと思っていたら看板の下に50周年と書いてある。ということは、自分が知るマハラジャのようだ。



インドカレーの草分け的存在

今はインドカレーは特に珍しいものではない。インド人経営かネパール人経営かは別として、都内の駅前にインドカレー屋がないということはまずないと言っても過言ではないぐらいインドカレー屋が溢れている。

しかし1990年代はそうではなかった。

そのころ自分にとってインドカレーといえばアメ横のマハラジャかアーグラーぐらいのもの。

マハラジャはごちそう感覚で、アーグラーはそれよりはちょっと庶民的という感じだった。

マハラジャは新宿にも支店があり、そちらではモーニング娘。を排出したバラエティー番組『ASAYAN』の前身『浅草橋ヤング洋品店』に「お料理多国籍軍」の一員として出演していたパキーラさんが腕をふるっておられた。

アメ横のマハラジャに最後に行ったのはいつだったろうか?おそらくは20年は経っていると思う。

いつの間にかマハラジャが入っていたビルには別のインドカレーの店が入っていた。

それでてっきりマハラジャはもう日本からなくなってしまったものだと思いこんでいた。

秋葉原にも水道橋にも神保町にもよく行く私にとって、御茶ノ水はエアポケットのような場所であり、まず足を踏み入れることはない。今日はたまたま御茶ノ水に用事があったからかなり久しぶりにエアポケットに入った形になった。だから、あのマハラジャが御茶ノ水に移転していたなど今日始めて知った。

マハラジャのカレーはレベルが違った

ランチのメニューは4種類。

同じ800円なら2種類選べて、ナンとライス両方ついてくるほうがお得感があったから、2種類カレーセットを選んだ。

カレーはこの6種類から選べる。

今回はチキンブーナとサグパニールを選択。

御茶ノ水でこのセット内容で800円ならじゅうぶんリーズナブルだろう。

こちらがチキンブーナ。

要するにチキンカレーだ。

メニューには唐辛子マークが3つついていて、注文した時に辛いけれど大丈夫ですかと聞かれた。

しかし言うほど辛くはなかった。

サグカレーにパニールが入った定番のサグパニール。

インド料理店のシェフ、ハリオムさんのブログにはこうある。

ほうれん草のカレーのことや、ほうれん草のことを「サグ」と言ってますが、ほうれん草=サグというのは実は、間違いです。ほうれん草はヒンディ語ではパラクといいます。サグは菜の花のこと。北インドでサグカレーと言ったら「菜の花(からし菜)で作ったカレー」のことです。

北インドでは、誰もほうれん草のカレーのことを「サグ」って言いません。サグって言っているのは日本だけ。そういいながら、私のレストランのほうれん草のカレーも「チキンサグ」「マトンサグ」「サグパニール」ですが、本来なら「パラクチキン」「マトンパラク」「パラクパニール」なんです。

「じゃ~なんで、オタクの店のメニューも『サグ』なわけ?」というと得意の「郷に入ったら郷に従え」方式なんですよ。(笑)日本では「サグにした方がお客様にわかりやすい」という
アドバイスに従いました。
http://blog.chefhariom.com/?eid=1034825

日本人がいかに外国文化に無理解かを示すエピソードの一つだ。だから日本の上海料理店は麻婆豆腐を置かねばならないし、南インド料理屋はナンを置かねばならない。

ちなみにこれを見て菜の花でカレーを作ってみたら非常にうまかった。

それはさておきこの店でもサグカレーにはほうれん草を使っている。

実に20数年ぶりにマハラジャのカレーを食べたわけだが、他のインドカレーの店よりひとつレベルが高い味だった。

まだインドカレーが一般的ではないころ、自分にとってインドカレーは特別なごちそうだった。

最近ではすっかり食べ慣れてごちそう感覚はなくなっていたから、今の自分がマハラジャのカレーを食べてもかつてのような感動はあるまいと思っていた。

ところが、結果的にはこれまで食べてきて慣れたと思っていたインドカレーが、実はマハラジャよりレベルが低かったことを認識させられた。

インドカレーは専門ではないから、他と比べてなにがどう違うかを説明する言葉はもたない。ただ、とにかくうまい。

最近はあまり量を食べられなくなって、おかわりをできる店でもナン一枚で満足してしまう。

それなのに今日は、ナンのおかわりをすすめられてお願いしてしまった。少量とはいえライスもついているのに、ナンを2枚食べてしまったのはカレーのうまさのせいだ。

ナン自体も、他と比べてさっくり軽い味で、途中で食べるのがつらくなるということはなく、最後までおいしく2枚食べてしまった。

やはりマハラジャのカレーは自分にとっていまだ特別なごちそうであるようだ。

アメ横のアーグラーは残念ながら昨年閉店してしまった。

帰宅後調べたらマハラジャは御茶ノ水以外にも支店を出しているようなので、これからもがんばってほしい。

マハラジャ お茶の水店
マハラジャ お茶の水店
ジャンル:エスニック料理 カレー
アクセス:JR御茶ノ水駅 徒歩3分
住所:〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-1-20 お茶の水ユニオンビルB1(地図
ネット予約:マハラジャ お茶の水店のコース一覧
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 御茶ノ水×インドカレー
情報掲載日:2019年2月13日

マハラジャの場所

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク