横浜に行ってトルコ料理を食べた後、大通り公園ぞいにある沖縄物産店に行った。この店は沖縄から本土へ戻ってきたころはよく利用していた。
店内に入るとナーベーラーに半額シールがついていたので購入。ナーベーラーと聞いてへちまのことだとわかるのは、ウチナンチュと沖縄に詳しい人だけだろう。
沖縄ではへちまの若い実を食用にする。これは沖縄に限ったことではなく、台湾でもよく食べる。
台湾で弁当を買うと、ナーベーラーつまり絲瓜の炒めものがよく付け合わせについてくる。
他にベトナムでも食べるようだ。
台湾料理っぽいものをでっちあげてみた
沖縄ではナーベーラーンブシーという味噌味の炒め煮で食べるのが定番。麦味噌を使うとうまい。
しかし今我が家には麦味噌がないので、台湾っぽい炒めものにしようと思った。
沖縄に住んでいたころはしょっちゅうナーベーラーをいただいたので、ナーベーラーンブシーに飽きるといろんな炒めものを試したりしていた。
で、いざ作るかという段になって、乾麺にしてみたらどうだろうと思い立った。
乾麺というのは日本語の乾麺とはまったく違う汁なし麺という意味。乾拌麵ともいう。
絲瓜はピーラーで皮を向き、半月切りにしておく。
まずしょうがとにんにくを弱火で炒め、香りを出す。
沙茶醬を加え、さらに炒める。
絲瓜を加え、塩、胡椒をふって炒める。
絲瓜に火が通ったら少量の水と鶏ガラスープの素を加え、少し煮る。
ゆでた麺にかけ、蔥花をちらしてできあがり。
麺は業務スーパーのうどんを使用。
乾麺はよくまぜて食べる。
思いつきで適当に作ったわりにはなかなかうまい。
絲瓜を沙茶醬味にしたのは初めてだが、わりと合うと思う。麺にかけずにふつうにおかずにしてもいいのではなかろうか?
しかし、ナーベーラーは本土ではなかなか売っていないし、売っていてもお高いのであまり作る機会はないだろう。