上野 老酒舗 香辣炒猪肠

以前アメ横から末広町へJRのガード沿いを歩いたときに、いつのまにかできていたのに気づいた店。店の前のメニュー表を見るとけっこういい感じのラインナップだった。ただ、そのときはすでに昼食後だったためいずれ行こうと、入らずに店を後にした。

てなことがあったのが確か1月ごろだったと思う。しかしぶっちゃけそのことはすっかり忘れていた。

で、今日もまた先週入った東北料理の店に行こうかとアメ横から御徒町の駅まで着いたときに、ふっとそういえばあっち行ってみようと思いだしたのだった。



池袋以上にディープっぽい

しかしあれだ、わざわざ「牛肉入り」麻婆豆腐と書かねばならないのは、「汁無し坦々麺」とか「四川風麻婆豆腐」というのと同じ現象だな。

本来の四川の麻婆豆腐はそもそも牛肉を使うものだ。

とりあえず砂鍋にひかれ、店に入る。

砂鍋というのは日本語でいえば土鍋のことで、中国では一人土鍋の砂鍋料理をよく食べた。

しかし、ふとモツ炒めが目に入ったのでそちらに変更。

中国語名が表記されていなかったので、適当に「香辣炒猪肠」だということにする。

こちらはレギュラーメニューらしい。

知らない名前の料理が並ぶ。

待っている間店主らしい眼鏡のおっさんが「羊香味坊ですが」といってなにか材料調達の電話をしていた。どうもここは、近くにある羊香味坊と同系列の店らしい。

で、モツ炒め定食。香辣炒猪肠という適当ネーミングをしてみたが、実際には腸以外も入っている。

三種というのは、腸と、あと多分ガツと、あとなんか。

見た目レバーっぽいが、味はレバーっぽくないなにかが入っている。

モツは柔らかく下茹でしてあり、内臓にありがちなくさみや癖がまったくない。中国人は内臓の扱いがたくみだ。

さすが紀元前から豚を食べているだけのことはある。

香辣というだけあって、八角などで香りがつけてある。

八角のかけらが入っていたからよけて食べたが、日本人客がまちがってかじって発狂しないか心配だ。

からみは沖縄のコーレーグースに入っている島とうがらしに似たオレンジ色の唐辛子が使ってある。どうやら黄辣妹子という品種があるようだ。

激辛というほどではないが辛味でさらに飯がすすむ。

自分はいつも日本人向けに劣化されていない中国そのままの味のものを探し歩いているが、その中でもこの料理は中国的であり、かつ味のレベルもかなり高い。

壁に煎饺とあったので追加注文。

なんで水餃にしなかったのかというと、目が悪いので壁のメニューに水餃があるのに気づいたのが煎饺を注文した後だったからだ。

日本式の焼餃子はあまり好きではないが、中国式の煎饺であるなら話は違う。

果たして、単に日本式の焼餃子を煎饺としているわけではなく、本当に煎饺であった。

つまり、一度ゆでた餃子を炒めてある。

中身は粉丝、野菜、タマゴなど。

中国の家庭で残った炒粉丝を皮に包みましたという趣で、しかも味自体はプロの技が光っていて追加注文して後悔なし。

どうもかなりすごい店を見つけてしまったようだ。

上野については、もうこの店だけあればいいんじゃないかなというぐらい。いやまあ羊香味坊もまだ入ったことがないので、そっちもいるとは思うのだが…

ここまでのレベルなら、むしろ中華丼なる日本料理をどうアレンジしてくるかすら興味が湧く。

しかも、孤独のグルメのせいでいつも混んでて入る気にならない羊香味坊と違い、それほど混んではいないというのもポイント高い。

池袋北口は、どこを選べばいいか迷うぐらいの中華料理パラダイスだが、上野はそこまでではなかった。しかし、これでもう迷ったら老酒舗というか、迷わず老酒舗というか、そういう存在ができたので非常にありがたい。

老酒舗
ジャンル:中華料理
アクセス:JR京浜東北線御徒町駅南口 徒歩2分
住所:〒110-0005 東京都台東区上野5-10‐12(地図
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情報掲載日:2019年3月20日

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