神保町 シディーク マトンカレー+野菜カレー

神保町で突如カレー食いたい衝動に憑かれたので、九段のほうにあるシディークに行った。神保町はカレーの街などといわれているが、南アジア系カレーの店はここしかしらない。

そういえば、もう10年近く前、靖国通りとすずらん通りの間の路地にあるホワイトカレーなるものを食べに行ったことがあった。米は硬めに炊いたつもりだったのだろう、水が少なすぎて芯が残っており、ホワイトカレーは本当に白っぽい汁で、しかしカレーと思える味ではなく、正直な話まずかった。



パキスタン系のはずだがインド料理店

シディークは本来パキスタン料理の店のはずだが、入り口にはインド料理と書いてあり、インドとパキスタンの国旗が並んでいる。

特撮ドラマの『愛の戦士レインボーマン』は1972年から1973年放送で、主人公のヤマトタケシは第三次印パ戦争に巻き込まれ、レインボーマンになるための修行をすることになる。というのを知ったのはずいぶん後年になってからで、放送当時は自分は幼児だったからもちろんそんな事情などは知らなかった。

最近若いやつにカレーのお薦めの店を聞かれ、池袋のパキスタン料理店・マルハバを挙げたら「パキスタンもカレーなんですか?」などと聞かれて卒倒しそうになった。

パキスタンはインドに近いから食文化も似ているなどと書いてあるものがあって、それを読んだときも卒倒しそうになった。

パキスタンはムハンマド・アリー・ジンナーがインドからムスリムを分離し、独立させた国であるから、ヒンドゥーとイスラームの戒律の違いよる微妙な差はあっても、食文化として共通しているのは当然だし常識だろう。似ているとかそういう問題ではない。

ちなみに第三次印パ戦争の後、東パキスタンはさらにバングラデシュとして独立した。

要するにインド、パキスタン、バングラデシュはもとは同じ国だった。

シディークが本来クソ仲が悪いインドの国旗をつけて、インド料理を名乗っているのは、そういう常識を知らないアホな日本人に、ここはインド的なカレーの店ですよとわからせるための方便であろう。

ちなみに創業者のラムザン・シディーク氏はパキスタン人だ。

さらにはフォーだのガパオライスだのごちゃごちゃだ。ガパオ(そぼろご飯)などと書いてあるのは頭痛い。しかし日本では実際「ガパオ」がタイ風そぼろかけご飯だと思ってる連中は大量にいて、そしてガパオライスなどと書いておきながらガパオが入っていない詐欺商品も堂々と売られている。

だからまあ、インド料理を名乗るパキスタン料理店にベトナム料理やタイ料理があっても気にしないやつのほうが多いのだろうし、グリーンカレーにフォーが入っていることになんら違和感を感じない日本人のほうが多いのだろう。

まあ、いわゆる「町中華」とやらにカツ丼とかカレーライスが置いてあっても気にしないというのが日本人だ。だからこの店のこういう不節操さも気にせずに注文するのだろうなと思う。

今回は2種類のカレーを選べるターリーセットにした。

カレー2種類と、ナン、ライスのセット。

カレーはマトンカレーと野菜カレー。

マトンカレーにはマトンの大きな塊が2つ。よくある「くさみ抜き」をしすぎてボソボソになっているようなマトンではなく、やわらかく味がしっかり残っている。

カレーのほうにもちゃんと羊の味がついていてなかなかにうまい。

マルハバのレベルには遠く及ばないが、やはり羊に扱いはうまい。

野菜カレーは可もなく不可もなくフツー。

ライスのおかわりをお願いしたら山盛りで来た。

残しておいたマトンカレーを乗せてカレーライスに。

しかし、おかわりでこれだけ大量に出されると、残さず食べたらかなり腹がきつくなった。

シディーク 神保町店
ジャンル:インドカレー
アクセス:東京メトロ半蔵門線神保町駅A1口 徒歩1分
住所:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-7(地図
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情報掲載日:2019年4月3日

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