新宿 四川フェス2019

本日から新宿中央公園で開催されているフードイベント・四川フェス2019に行ってきた。

空気は少し肌寒いが、日差しは暖かく、野外イベントにはちょうどいい日よりだった。



四川料理だらけイベント

タイフェスを始め、特にアジアの国々の食文化を中心とした野外イベントはこの10年ぐらいでもかなり増えた。特に昨年は台湾一国だけでも都内で4つほど野外イベントが開催された。と書くと、中国人が発狂して台独派だなどと騒ぐのだが、もちろん自分は台独派である。

それに、台湾独立というのは、今台湾を支配している中華民国からの脱却という意味だから、中国とはまったく関係がない。このへん日本人でも、台湾独立が中国からの独立だなどと思っているバカがいるのは困ったものだ。台湾は今現在中国に属してなどいないから、中国から独立する必要はない。

とまあ、それはさておき、タイや台湾など国単位でのイベントは多くなったとはいえ、四川という中国の中の一つの地域だけでフードイベントが行われるというのは稀有なことだろう。

主催者発表でのイベント開始時間は11時となっていたが、10時40分ごろに行ったらすでに始まっていた。ここらへんは野外フードイベントではよくあることで、タイフェスやナマステインディアなども、開始時間より早めにいくと、フライング営業をしているブースで並ばずに買えることが多い。先んずれば即ち人を制すと項梁が言った通りである。

といっても、11時前の時点でけっこう人は集まっていた。

四川フェスということで、多くのブースでは麻婆豆腐を用意していた。

だが、作りおきの麻婆豆腐などうまいはずがないので買わなかった。だいたい、麻婆豆腐はそれなりのものを自分でも作れるし。

せっかくのイベントなのだから、自分では作れないもの、普段四川料理店のランチタイムではなかなか食べられないものを選びたい。

ということで、まず陳麻婆豆腐に並んだ。

というのも、夫妻肺片が他の店だと600円だったのに、ここだけ500円だったからだ。

次に、在日中国厨師精英協会で、麻辣拌面と辣子鸡を購入。

在日中国厨師精英協会というのは在日中国人シェフの団体で、店舗ではないから、この団体名義での料理はここでしか買うことができない。

そして成都美食文化促進会で麻辣肉丁を購入。

成都美食文化促進会というのは、四川省から招聘されたガチな四川料理の団体で、つまり日本人向けの加減など知るかバカそんなことより麻辣だ!という味付けが期待される。

この広場から階段を登った芝生のほうにテーブルが設えられていた。

わずかに花を残す桜の下のテーブルだけ空いていて、はからずも時期遅れの花見のようになった。

これが今回購入したもの。

主食1つに肉料理3つというバランスの悪さだが、野菜など食っている場合ではない。

まずは夫妻肺片。

清朝末期、成都に住む郭朝华と张田政の夫婦が、牛のタン、内蔵などを使って創作した料理だという。

本来、牛の廃物を使っていたため夫妻廃片と呼ばれていたものが、字面が悪いということ、そして肺の肉も使われていたことから夫妻肺片になったと言われる。

この夫妻肺片は牛のスネ肉と、ハチノス=第二胃を使っているようだ。だが使う内臓肉は必ずしも固定的なわけではない。

陳麻婆豆腐という日本に進出してきて長い店で買ったためか、辛さはだいぶ抑えめ。とはいえ醤油ベースでピーナツや香菜がかけられた味付けはかなりうまい。

辣子鸡。代表的四川料理の一つだ。

辣子鸡が一人向けのランチメニューになっていることはまずない。

複数人分の辣子鸡を店でたのんで一人黙々と食べ続けるのはちょっとつらいから、ぼっち飯が基本の自分にはなかなか食べる機会がない。

こうして一人前で売ってくれるのはありがたい話だ。

辣子鸡としては唐辛子が少ないように見えるが、鶏肉の下はほとんどが唐辛子。

その中に埋まった鶏肉を掘り出して食べていく。

見た目ほどには激辛でもなく、特に鶏皮の部分のカリカリ具合がうまい。

麻辣拌面。

日本人向けの無駄な装飾がないのが好印象。こういうのでいいんだよこういうので。

自分の前に並んでいた中国人にシェフが「微辣」だと言っていた。

食べてみるとたしかに辛さは控えめ。ただし、花椒の麻のほうはかなり強めにビリビリくる。

もっと辛いのがほしい人は、追い辣子も用意されていた。

これはもう本当に中国的な味付けでまことにうまい。

半分ほど食べてから、残った夫妻肺片のタレを混ぜたらもっとうまくなった。

そして麻辣肉丁。

こちらは豚肉。

肉自体はあまり辛くなく、むしろ甘めの下味がついている。

だが、下にたまっているタレのほうはしっかり麻辣。とはいえ、さすがに辛さのほうは抑えてあるようだ。

揚げたワンタンの皮かなにかと一緒に食べると食感が増してよりおいしく食べられる。

四川料理の普及を目指したイベントだけあって、さすがにマニアックなレベルの激辛料理はあまりないようだ。

今回買った4品も、花椒のビリビリが積み重なっていたとはいえ、食べている間特に飲み物などは必要なかった。

分量が少なめのものが多いので、ぼっち飯の人にこそおすすめできる。

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