上野 蜀郷閣 口水鶏

上野松坂屋から吉池の横を通って老酒舗でランチを食べようと、三千里薬品の横の路地を入ると四川料理の店があった。いつもはだいたい線路脇の道を使うので、ここは通ったことがなかったから知らなかった。

日替わりランチが540円と安い。

メニューの中に「よたれ(口水鶏)」というのがある。四川料理の口水鶏は、日本では珍しく正しく訳されて「よだれ鶏」という和名になっている。それが「よたれ」などと書いてあるのは、明らかに日本語がちゃんとできていない中国人が書いたものだとわかるので、ならばちょっと味に期待できるのではないかと入ってみた。



日本人相手だと本気で腕を奮えないのはつらかろう

日本人客しかいない店内、日本語しか書いていないメニューを見て一瞬絶望しかける。

だが、注文すると厨房に中国語で通していたので、ちょっと期待が復活。

そして運ばれてきたものを見てまた絶望しかける。

見た目からして辛くない。そもそも口水鶏の下になぜキャベツの千切りを敷くのか。

食べてみてもまったく辛くない。

ただ、味は悪くない。甘みをつけた醤油にしょうがが効かせてあるので、これはこれでまあそれなりの味だ。

よく味わうと、辛いと言えないレベルの唐辛子も入っており、そしてうっすらと花椒の味もする。

口水鶏の味のベースを守りつつ、それを日本人向けに相当レベルでデチューンしたものと思われる。

日本人によって別物にされたのとは違い、口水鶏として的外れな味付けになっていないところを見ると、実はここの厨師は本気を出せばまともな口水鶏を作れるのだろうと思う。

本気を出せばこれより数十倍うまい本物を作れる人が、味をわからない日本人のために本気を出せないのは忸怩たるものがあるのではなかろうか?

しかし先日の四川フェスの盛況を見るに、日本人でも本場物に近い四川料理を受け入れ、好む人は増えているようだから、もうちょっと本気出してもいいように思う。

四川・東北料理 蜀郷閣 御徒町店
四川・東北料理 蜀郷閣 御徒町店
ジャンル:食べ放題・中華・四川
アクセス:JR御徒町駅 北口 徒歩1分
住所:〒110-0005 東京都台東区上野3-27-7 2F(地図
ネット予約:四川・東北料理 蜀郷閣 御徒町店のコース一覧
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 御徒町×四川料理
情報掲載日:2019年4月24日

蜀郷閣の場所

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