上野 天天楽 羊肉串+葱油饼

アメ横によく行くようになったのは20年以上前だっだと思う。アメ横センタービルの地下という天国を見つけてからだ。あの当時香菜やスパイスを気軽に安く買える店なんてあそこにしかなかった。それに比べると今では新宿でも池袋でも買えるようになってありがたい。ていうか香菜は自分でも種まいて育てている。

アメ横センタービルの横に屋台のような飲食店ができたのはモーゼスケバブが最初だった気がするし、その前になんかあった気もする。インド料理の店ができたときは何度か行ったがすぐになくなってしまった。



アメ横の一部は中華屋台街

アメ横センタービルのJRの高架側には、数年前から中国人が経営する中国料理の屋台が出来始めた。多分中国人爆買いツアーが流行り始め、中国人旅行者が増え始めたあたりからだったと思う。今ではそんな屋台が5店か6店ぐらいあって、中国人客で賑わっている。

いずれ利用してみたいと思っていたものの、中国人の間に入って食べるのもいやなので機会を逸していた。

中国屋台・天天楽

今回はそんな屋台の一つ・天天楽に入ってみた。野外の席に座るのだから入ったといってもおかしい話だが。

中国人客が多いとはいってもちゃんと日本人客にも対応していて、メニューにも日本語表記をしてある。非常にたくさんの料理が高くてもせいぜい600円程度で提供されている。

まずは羊肉串。

1本150円という安さ。

羊肉串は西安でもよく食べた。ただし食べるのは鉄串の店でのみ。

私が留学中、日本人が2人、ドイツ人が1人A型肝炎にかかって入院したり帰国したりした。それで学校側はあわてて留学生に対して肝炎の予防接種を行った。

留学生の間で、A型肝炎の可能性があるものとして警戒されていたのが凉皮と木串の羊肉串だった。凉皮というのは西安名物の幅広麺を使った冷やし麺で、具材に火を通していないのがヤバいという話になった。そして、木串はろくに洗わず使いまわしているからヤバいというような話。あくまで留学生間に流れたうわさだ。うわさを気にせず食べて病気にならなかったやつもいる。ただ、鉄串のほうが木串より串が熱せられて安全っぽいというイメージがあったに過ぎない。

この店は竹串をつかっているがどうだろうか?まあ日本の場合役所の衛生管理が厳しいから大丈夫だろうとは思う。

それはそれとして、味は唐辛子と孜然、つまりクミンがかかった中国の味そのもの。ちょっと焼きすぎている部分があるものの、しっかり羊の味がしてうまい。

日本人は羊を臭みを抜くと称して長時間茹でるなどして、臭みと同時にうまみまで抜いてしまう。それに対して中国人やインド人はスパイスで羊のくさみを消してうまみを生かす。

羊肉串も以前はアメ横の御徒町寄りにあった朝鮮族の店に行かないと食べられなくて、留学生仲間と連れ立ってわざわざ食べに行ったりしたものだ。

もう一品、葱油饼。日本では葱油饼はねぎクレープとか紹介されている場合もあるが葱油饼は葱油饼だろう。

サクサクした食感がまさに中国北方の味。ただ中国で食べていたものよりおいしくないのは、日本で安く手に入る小麦粉に味がないからだと思われる。

しかしさすがに中国人がよくいる店だけあってちゃんと中国の味なので、これからは上野に行ったら寄るようにしたい。

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